スノーピーク HOME&CAMPバーナーを早速使ってみた!(ラーメン編)

おはようございます、イチローです。

先日紹介したスノーピークの2019年新作、HOME&CAMPバーナーの続きです。

前回はバーナーの開封と全体像、点火までを記事にしました。

待ちに待ったあいつが来た!スノーピークHOME&CAMPバーナー 開封レビュー

いつもの僕であれば、こういった新製品や気に入ったものを購入すると満足してしばらくは鑑賞用として眺めてしまいます。

しかし、今回は半年間待った想いがあるので使いたい!!という欲に満ち溢れており、まずは夜食としてラーメンを作ってみることにしました。

実際に使ってみて火力はどうか、耐熱シートが必要なのか、など購入を検討されている方の参考になればと思います。

お湯は何分で沸く?

さて、まずはラーメンを作る前にお湯を沸かさなくてはいけません。今回作るラーメンは前回に続き、こちらです。

▲香港土産の出前一丁、激辛豚骨味。

今回お湯を沸かす条件は以下の通りです。

  • 水温は25度(蛇口から出したまま)
  • 量は500ml(説明書通り)
  • 男は黙って最大火力
500mlを測定し、愛用のメスティンに流しいれたのちに点火します!

ちなみにメスティンはスモールサイズのTR-210と写真に写っているラージサイズのTR-209がラインナップされています。

ともに人気があり、スモールはよく流通していますがラージはなかなか流通していないようです。(トランギア正規品はどちらも高騰していますね)

どちらも炊飯や手軽にラーメンを作ることに向いているのでキャンプでは重宝しており、見かけたら購入をお勧めします。

そして、先日確認したとおり最大火力の熱量はなかなかのものです。

エアコンをつけているのに段々と暑くなり、汗ばんでしまったためTシャツを脱いだくらいです。

▲火力は一点集中型で必要以上に広がる様子はない。

 

点火してお湯を沸かしている間、「かっこいいなー」「いつ外にもっていこうかなー」などと考えているとブクブクと音がたち始めました。

あっという間のことでストップウォッチをすぐに押すことができませんでした。実際には2分を切る速さでお湯を沸かすことができています。

▲約2分でお湯を沸かすことが可能。

その後は手順通りに麺、調味料を入れてラーメンは完成です。

▲辛くておいしい。が、豚骨感はあまり感じられませんでした。

結果
HOME&CAMPバーナーの火力は十分!2分でストレスなくお湯を沸かすことができる!

家庭用コンロとの差は?

バーナーの火力が十分だということがわかったところで、1つある疑問が浮かびました。

 

家にある家庭用コンロと比較すると、どれくらいの差が生まれるのだろう?

 

本来用途の異なる2つを比べることはあまり意味のないことかもしれませんが、今のご時世自宅にコンロのない人もたくさんいます。

わざわざガスコンロを買わなくてもHOME&CAMPバーナーを買えば一石二鳥なのでは?と思い検証してみました。

我が家にあるガスコンロはリンナイのKGM64PBKというごくごく普通のコンロです。

先ほどと同条件でお湯を沸かしていき、沸騰した時の写真がこちらです。

▲HOME&CAMPバーナーとほぼ同じ2分ほどでお湯が沸いた。

 

なんと、家庭用ガスコンロをHOME&CAMPバーナーが上回る結果となりました。これは嬉しい誤算です。

しかも、このコンロは左側の方が高火力のモデル!ですので、それと同等か同等以上のパフォーマンスを見せたということになります。

すごいぞ!HOME&CAMPバーナー!!

 

※同条件でお湯を沸かした際の結果です。使い勝手などは考慮していない、時間のみの評価になりますのでご了承ください。

気になる輻射熱の影響は?

火力の検証ができたところで、取り扱い説明書に念入りに記載されている輻射熱についてお伝えしていきます。

輻射熱とはざっくりいうと高温の場所から低温の場所に熱が伝わることを指します。

太陽が遥か遠いところにあっても暖かく感じるのは、太陽からの電磁波が我々に届いて熱が発生しているためです。

 

今回のバーナーで輻射熱が問題になるのは、ガスボンベが必要以上に温められることで発生するガス爆発です。

 

通常使用する分にはもちろん問題ありませんが、熱源がガスボンベに近づきすぎてしまうとそのような事故が起こる可能性があります。

実際にカセットガスでの事故は多発しており、説明書にある注意事項を守って使用することが必須です。

HOME&CAMPバーナーでは使うことのできる鍋の大きさが14㎝~30㎝と定められていますので、確認をした上で使用してください。

 

もう1点、このバーナーで懸念するべきところは熱によるテーブルなどへの影響です。

説明書では熱に弱い素材のテーブルの場合変色や損傷のリスクがあるためバーナーシートを使用するように注意書きがありました。

開封レビューでは点火中のゴトクの下に手を入れてみても熱さは感じなかったと記載しましたが、鍋などがのった状態ではどうでしょうか。


▲ほのかに暖かさを感じる程度で「熱さ」はない

お湯が沸いて沸騰している状態の中でゴトク下に手を入れてみましたが、前回同様に熱さは感じませんでした。

今回使用しているメスティンがさほど大きな鍋ではないことやエアコンのきいた室内で調理していることが影響しているのかもしれませんが、現段階ではバーナーシートを使用する必要はなさそうです。

しかし、あくまで僕の使用条件下での話ですのでご自身の使用条件と照らし合わせてのご判断をお願い致します。

おわりに

いかがだったでしょうか。今回は実際にHOME&CAMPバーナーを使用して、その使用感についてお伝えしてきました。

家庭用コンロに勝ってしまうところなど、まさに家でも外でも使えるという名にふさわしい結果となりました。

まだ梅雨も明けず、外への持ち出しはもう少し先になりそうですが引き続きこのお気に入りのギアを堪能していきたいと思います。


スノーピーク(snow peak) HOME&CAMPバーナー ブラック GS-600BK

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