突然ですが皆さん。下の写真をみて、何が違うかわかりますか?
どちらかが1万円で売れて、どちらかは2万円で売れます。
▲どちらも同じiPhone6s 64GB
色?確かに違いますが、違います。
傷の具合?違います。同じくらいの痛み方です。
キャリア? おしい。でもどちらもauのiPhoneです。
正解は…
SIMフリーかそうでないか、です。
なーんだ、という声が聞こえそうですが大事なことです。
SIMフリーのスマホの方が確実に高く売れます。
今使っていないスマホを売るときに、SIMロック解除できるならしてから売るべきです。
需要が全然違います。1万円の差は大きいですよね。
で、ここまではよくある普通の話。
今回の「欲しいスマホ、中古で今買っといた方がいいかもよ。」の意味は全く逆の話です。
これからの話を要約すると欲しい機種があるならSIMロックかかったスマホをあえて買っとけ、ということです。
昨今の携帯電話業界を取り巻く話題はご存知でしょうか。
・顧客流出を防ぐためにキャリア独自の端末ロックをかける→国の指導でロック解除可能になった
・MVNO(格安SIM)の普及
・それに伴う大手キャリアからの顧客流出
・さらなる顧客流出を防ぐために大手は自己購入端末以外のロック解除を不可に変更←イマココ
以前はヤフオクなどで入手した中古のスマホを店頭にもっていけば3000円で端末ロック解除をしてくれたんです。スマホなんて世に溢れてますから普通に大手で割賦購入するよりも中古で質のいい物を買って安く使おうと思うのは当然です。
それを大手は嫌がって、ロック解除を不可にしたんですね。
僕も例にもれず安く買ってロック解除派でした。
iPhone7 plusをSIMフリーで購入すると当時中古で9万円くらい。
一方ロックが解除されていないものは8万円くらいで、手数料引いても差額7000円が浮くのでこちらを選択しました。
が、その直後にこの対応がとられたためロック解除は不可に。
ロック解除されていないスマホの価値は下落し、5万円台で取引されるようになっていました。
この例を取ると9万円のSIMフリーと5万円のSIMロック端末、4万円の差がありますね。
で、本題。欲しい機種が仮にこのiPhone7plusだとしたら、5万円の方を買って寝かしておきましょう。
それはなぜか。
9月に出た携帯料金4割安くできるんじゃないかという国からの発言は記憶に新しいと思う。
その陰でしれっと、こんなことが決まってたんです。
「2019年9月から中古SIMロック解除への対応も義務付け by総務省」
もうわかりますね?
お国が携帯会社に中古スマホのSIMロック解除も対応するよう命令を出したんです。
つまり、9月まで待てば全てのスマホがSIMフリーにできます。
ロック解除できないスマホ価格が下落して、安く買えるうちがチャンスです。
みんなが気づいて買い求める前に、業者が乗り出す前に…お小遣いを節約してください。
ちなみに僕はいつもゲオモバイルで中古スマホを買います。
理由は大手でクリーニング、保証がしっかりしているから。少し安いくらいの個人売買よりはメリットが大きいです。
ヤフオク、ヤフーショッピング、楽天などにも出店しているのでのぞいてみてください。
※現在の情報では19年9月義務化となっていますが、国の法案や施策次第では変更になる可能性もあります。その点の信憑性や情報収集はご自身のご判断でお願い致します。
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