アウトドアでのご飯って何を想像しますか?
焚火台を使ってバーベキュー?これからの季節は鍋?最高ですよね。
しかし、僕は断然カレーなんです。
小学生のキャンプ実習、皆さん記憶にありませんか?
友達と一緒になって作ったカレーと、自分で炊いたご飯。美味しかったですよね。
僕の班は肉の大半を火に落として、焦げた味がするという二重の苦い思い出もありますが(笑)
今回、釣りの前に外で飯作ろうぜということになり失敗がありつつも美味しく食べることができたので、
車中飯の紹介と自分自身の今後のために記録します。
気まぐれパンダ
目次
1.外でカレーを作るには何がいる?
自宅でカレーを作るときに、皆さんはどうやって作りますか?
当然、作り方の欄を見ると思います。材料はそこに記載のあるものでOKです。好きなものを入れましょう。
たか
あとは、釣りの前に外で作るというところを踏まえて準備するものをご紹介します。
- カレーの作り方に記載してある必要な材料
- 米(今回は2合)
- 水(今回は2L)
- カレーを煮る用の鍋とお玉(100均)
- シングルバーナー(持ち運びできるコンロのようなもの)
- 米を炊く用のクッカー(調理に用いるアウトドア用品)
- スプーン
- キッチンペーパー
- これらの食材を入れておくクーラー、保冷剤
カレーを作る一連の流れを想像して、準備しました。さて、どうなるでしょうか。
たか
2.自分なりに考えた外飯作りのルール
家で作るのとは違い、ある程度不便さが出てくるのが外飯というものです。
そこで自分なりにどうしたらそれらが解消できるのか、ルールを作ってみました。
- 荷物はなるべくコンパクトにする
- 使いまわせるものは使いまわす
- 家でできることは済ませておく
荷物はなるべくコンパクトにする
今回は車での移動でしたが、僕の趣味上バイクでの移動をすることもあります。
作業場所も広いスペースが確保できるとは限りませんし、ついでに外飯を作るのでメインを圧迫してしまうのはナンセンスです。
今回はソフトクーラーの中に入るものだけ、と決めて持っていきました。
使いまわせるものは使いまわす
コンパクトにする=荷物を減らすことが直結してきます。同じものを使って調理、食事までできるのが理想です。
家でできることは済ませておく
荷物の量にも関わってくることですが、材料をそのまま持っていき現地で切っていてはロスが大きいです。
もちろんそれを楽しむ時もあるのでケースバイケースですが、今回についてはこういう結論になりました。
3.実践 ~成功と失敗を振り返る~
さて、自分なりに準備万端で現地に到着。相方はまだ来ていませんので先に準備を始めます。
今日はメーカー不明30㎝×25cmのソフトクーラーにLOGOSの強力保冷剤を入れて持ってきました。
食材や機器は全部この中にすっぽり。コンパクトです。
▲ソフトクーラーは恐らく20L程度。
やはり、道具がまとめて収納できることは、荷物削減に繋がるし大事ですな。
▲LOGOSより販売されている強力保冷剤をIN!
中に入れておいた温度計は16度を指していますが、保冷材から1番遠いところにいれておいたせいでしょう。
保冷剤直上は4度を指しています。
野菜もしっかり冷えていました。ちなみに、この野菜には炒めるときに油を引かなくていいよう油をなじませて持ってきています。
では、まずは米磨ぎから蒸らしまで時間のかかるお米から炊いていきます。
私は炊飯時にトランギアから発売されているメスティン(大)を愛用しており、今回も例にもれずそちらを使用します。
このメスティン、武骨なスタイルもポイントですがその収納力と炊飯のお手軽さが最大の魅力です。(もちろん炒めたりもできます)
メスティンには小サイズもあるのですが、大の中にすっぽりと入りフタができてしまいます。
さらにメスティン(小)の中には今回使用するシングルバーナーがこれまたすっぽり入るので、今回の外飯ルールにピッタリ!
▲スノーピークシングルバーナー レギがぴったり収納できる
完全にマトリョーシカ状態ですが、こういうのを見つけるのも楽しみの1つだったりします。
たか
もう1つの炊飯のお手軽さについてですが、なんと米を炊く際の水を計量をする必要がありません。
フタに水を入れた量=2合分の水の量となるのです。(ちなみにメスティン小は1合で同じことができます)
え、こんなに水いるの?と思うかもしれませんが出来上がった時の様子を見たら納得しますよ^^
そのメスティンにお米を入れて2度とぎ汁を捨て30分ほど給水させます。
今回は相方と話すことがあったので給水時間としましたが、なくても美味しく炊けますよ。
結果的に色々あって2時間ほど給水させてしまいましたが、問題ないでしょう。
バーナーに乗せて、着火します。4度の環境にあっても難なく着火。頼もしい存在ですね。
10分ほどするといい感じにグツグツいってきました。
▲煮えているこの匂いがたまらない!
もう5~10分くらいするとグツグツも弱まり泡が消えますので、そうしたら火からおろして蒸らしておきます。
ご飯を蒸らしている間にカレーを煮込んでいきます。
今回は水から煮ていくスタイル。水に準備してきた具材を入れて火にかけます。
しかし、一向にカレーは煮えず…ようやくグツグツといってきたのは15分ほど経ってから。
▲外で食事を作るまったりした時間もまた楽しい。
あとはカレーのルーを溶かして、とろみがついたら完成!さっそくいただきます。
2合なんて食えるかよーといっていましたが2人とも止まらず、余裕で完食です。
▲メスティンをそのままお皿としても使っちゃう。
メスティンの良さはこうして収納ケースになるだけなく、調理から、食器がわりにまでなることも魅力の一つ。
気まぐれパンダ
この後、片付けは自宅で行うためメスティンにスプーンなどを入れて、ビニール袋にまとめて帰宅となりました。
~成功と失敗を振り返る~
さて、結果的にカレーを美味しく食べることができましたが成功・失敗点ともにありました。
成功した点はやはりルールに乗っ取り物品をコンパクトにしたことでごちゃごちゃすることなく、片付けまで一連の流れで行えたこと。
持参した水2Lは2人分の炊飯、カレーを煮た後300mlほど残り、自身の飲料水として使用できたこと。
失敗点
- そもそも無洗米を準備するべきだった。
- お米の給水時間を設けるのであれば、それも自宅で逆算して実施していくべきだった。
- 炊飯は車内でやるべきでなかった。グツグツするときに水分が下に落ちてしまった
- 具材が煮えるまで時間がかかってしまった。
▲社内での調理は汚れの観点も必要でした
失敗を振り返って次回改善に望む
上記の失敗から、次回どのようにしたら解決できるのか考えてみました。
無洗米を買う
いたってシンプル。
やはり給水時間、ご飯を研ぐ手間を考えると無洗米一択だと思います。
アウトドアシーンでは水がめちゃくちゃ大事。洗うのも必要だし、飲水のためにも必要。
そしてそんな大事なお水は重たい!
となると、少しでも荷物を減らすならば無洗米が一番良いかと思います。
給水時間を短縮したい
これを実践するのであれば、無洗米でなくても可能。自宅で現場までの時間を計算して米磨ぎ、給水を行う。ただし移動中の液漏れなどが起こらないよう容器の選定は必須。
水ものを運搬する容器として定評があるのは、やはりナンゲルでしょうか。
車内料理は汚れとの戦い
1番の解決策は濡れてもよい場所で行うこと。(地面など)しかし、天候などにより車内となりうることを考えると机を導入するなど対策は必要。僕の車は濡れてもいいようにカバーを敷いているが、それでも時間が経つと跡が残るなど影響あり。
洗い物が出ない様な工夫、車内での汚れを防止するためにも、まずはコンパクトな机を用意したい。
調理に時間がかかる
温度が上がりやすいように鍋のフタを導入するのが現実的。
さらに短縮したい場合はタンブラーなどでお湯を持参するのもよいかも。
バーナーが風の影響を受けたことも考えられるので、ルールに沿った風防があればベスト。
5.そのために次はこれが欲しい…
・無洗米が小分けになっていて便利そうです。2合ずつなので今回のように2人で出かける際にはちょうどよさそう。しかも新米のコシヒカリというのも魅力的ですね。【30年産新米】【キャンプに最適】【使い勝手抜群】【小分けで手間いらず】30年度魚沼産コシヒカリ 無洗米 300g(2合)パック × 15袋(Amazon)
・食品保存だけでなくカメラの保存など湿度管理を行わないといけないものに使用される方もいるようです。それだけ高気密ということですよね。これなら移動中も大丈夫そうです。 ストリックスデザイン 4点ロック 密封保存容器 オレンジ 670ml 長方形 HT-121(Amazon)
・他の製品は天板に隙間のあるものが多いですが、この商品は1枚板なので水がこぼれても下に落ちる心配がなく、炊飯には向いていますね。足を天板裏にしまえるので収納も楽そうです。キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) トレー型コンパクトテーブル ジュール アルミ FD 45×30cmUC-515(Amazon)
・24.5㎝×3cmの風防が10枚付いており、1枚にサイズまで折りたたみ可能です。スペースも取らず風の強い日の調理に一役買ってくれそうです。しかし、強風時には地面に刺す必要があるようですので用途の確認は必要ですね。Etpark 風除板 ウインドスクリーン 折り畳み式 防風板 アルミ製 10枚 延長版 軽量 収納袋 付き(Amazon)
・サーモスなど大手メーカーのタンブラーが5000円前後なのに対し、約半値とお手頃価格。保温時間も78度以上を6時間と用途には十分。1Lの容量ながら直径約8㎝と場所を取りすぎないところもよさそう。キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) スポーツボトル 水筒 直飲み ダブルステンレスボトル 真空断熱 HDボトル 1000ml(Amazon)
6.おわりに
いかがだったでしょうか。今回初めて車の中(トランクスペース)で調理をしてみて、色々と気づくことがありました。事前準備や物品の調達など、改善点はたくさんありますがそれを1つずつ考えて変えていくことも楽しみですね。
また、カレーの魔力はすごいということも実感できました^^外で食べるカレーは最高ですね。
皆さんもぜひ、昔を思い出しながら外でカレーを作ってみてください。きっといつもの数倍美味しいものが出来上がりますよ。
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