突然ですが、僕今まで車中泊ってしたことなかったんですよ。
ライトトリッパー としてちょっとした先々での冒険して行きたいですし、
そのためには現場での仮眠や車での移動が多くなるのは当然です。
毎回ホテルやら旅館などに泊まれたら最高ですが、そんな金銭的余裕はないのが実情。
気まぐれパンダ
という切実な事情もあり車中泊、やってみっか!となったわけです。
実際にやってみた結果は「案外寝れた」と「やらかしたー」の言葉につきます。同様に初めて車中泊をされる方の参考になれば幸いです。
たか
目次
車中泊を始めるきっかけ
手軽な感じで冒険して行きたいなぁって思ってたところ、一緒にやるかとの話があったため乗っかりました。
近場でも朝早く釣りができるのは場所的にも、魚の活性的にも有利になります。
それに、長期運転したときにでも仮眠できるのはいいですし。
今まで車中泊に至らなかった経緯
今までいいことがいっぱいあるにも関わらず車中泊も至らなかった。その理由はこちら
- 旅行はホテルを利用
- キャンプに行ってもテントがあるから、車内である必要がない
- アテンザスポーツワゴンでできる気がしていなかった。
なんと泣き、車中泊ってハードルが高いイメージがありましたが、結果としては全然余裕!
私の車中泊ライフスタートの軌跡を残して行きます。
これから、マネしようかなって思った方、是非、私を真似してください。
失敗から何から何までこのブログで話しますw
気まぐれパンダ
冒険をやろうと思ったのももちろんそうです。
が、何よりも必要に駆られたから。それは
気まぐれパンダ
そんな状況なので、車中泊をするのに新たにお金をたくさんかけるわけにはいかない。
今あるもので何とかするしかない!と手持ちの道具からレギュラー入りしたのはこちら。
買わずに家のもので車中泊に必要そうなものを集める
車中泊をするのに当たって、ある程度の寒さが予測していました。
始めたのは秋。
そんなわけで防寒をメインに、必要そうなものを書き出します。
- マットレス(頂き物)
- ネックウォーマー(頂き物)
- ヒートテック(ユニクロ セール品)
- ウルトラライトダウン(ユニクロ セール品)
- 靴下)ユニクロ)
- Gパン(リーバイス アウトレット)
- キャンプ用の布団(コールマン コストコ産)
以上、書き出してみてわかったことがあります。
気まぐれパンダ
そして初の車中泊に選んだ日、ぐっと気温が下がり12月並みでしょうと予報のお姉さんが言ってました。
ありがとうございます。
果たしてどうなるのでしょうか。
車の中で作る飯って何がいいの??
車中泊をすると決めたものの、何をするか特に決めていませんでした。
次の日仕事というのもあって、釣り場で車中泊はちょっと難しい。
そんなわけでまずは職場の駐車場で車中飯でも作って、寝ようと決めたわけです。
「外飯はカレーだろ!」
といつもなら即決なんですが、先日作ったばかり。
悩んでいても仕方がないのでバーナーでお湯沸かして、レトルトハンバーグでもあっためればいいか、と考えて近所のスーパーへ買い出しに行きました。
気まぐれパンダ
20時を過ぎたスーパーは半額の嵐。のんきに選んでいると猛者たちが横から次々とかごに商品を入れていきます。
そんな中、目に留まったのは「牛焼肉用タレ付き肉、半額」300gで250円。
辛口のチューハイと焼肉、いいじゃない。
他にも甘えびのから揚げ半額200円、激辛カップ麺150円、チューハイ3本を購入。
中でも気になったのはこいつ。
▲クレイジーチリチリ♪チリトマト
相当チリチリしてそうです。なんでも辛さ20倍だとか。
寒い体をあっためるにはこれだろ!と安易な発想です。
そんなわけで僕の記念すべき最初の車中泊のお供は
焼肉とエビのから揚げ、〆にラーメンというメニューにしました。
初めての車中泊をここに記す
そんなわけで、初めての車中飯、車中泊の軌跡をここに残していこうと思います。
車中飯
意気揚々と駐車場に戻り、いよいよ車中飯の準備を始めます。
よーし、まずはここに座って…
▲写真だと空間があるように見えるが、実はかなり窮屈
車中泊を楽しもうと腰を据えるが第一声は
気まぐれパンダ
ロッドホルダーが超絶邪魔なことに気が付き、ホルダーを外して隅に追いやる。
付けてあったロッド2本は行き場を失い、助手席へ。
既に車内はぐちゃぐちゃ。そんな中でマットを少しずらして、トランクスペースをキッチンにすることができました。
本来ならリアのドアを開けて、開放的に…が理想ですが住宅街+夜間ということもあり自粛しました。
車内の電球はLEDに換装しているんですが、中で生活をしようとするには暗く、死角が多くなります。
携帯のライトなどで視野を確保しつつ、バーナーをセッティング。窓も1つ開けて火を扱う準備がようやく整いました。
強火で点火し、愛用のメスティンを置く。
ほどなく温まってきたため、肉を1枚焼き始めるといい音と匂いが立ち込めて
「おぉー、いい感じ。雰囲気出てる」
と思っていると煙がどんどん増えていき…
気まぐれパンダ
と即座に思わせるくらいの焼肉屋レベルに達したので即消火。
車内での焼肉は難しいという結論に至り、車中飯は諦めて事務所のキッチンスペースで車中を想定した調理を行うことにしました。
結果としては、車中料理は断念し、事務所飯に。
たか
ちなみに、愛用のメスティンは一瞬でこんな状態に。
▲焦げを落とすのに難儀しそう。
焼肉は火加減を調整しながらうまく焼くとして、エビのから揚げはできればあったかくして食べたいというのが希望。
そんな中考えたのが、メスティンでお湯を沸かすときにふたを裏返し、そこにエビを乗せて温めるという方法。
メスティンの熱伝導をもってすればできるはず!!とチャレンジしてみました。
結果、難なく成功!あつあつ!というところまではできませんが、エビを温めつつお湯を沸かしてラーメンを作るという過程を効率よく進めることができました。
ちなみに、気になるラーメンはこんな感じ。
▲まだ、普通の赤いラーメンって感じ
ここに付属のソースを投入することで激辛チリチリになるわけです♪
▲20倍投入
▲見た目ではわかりにくいですが、赤い濃厚なのが絡んでます。
普通に食べられますが、息をするとむせるやつ。
あかんやつでした。酒で流し込むが吉。
たか
車中泊編
そんなわけで車中飯(想定)が無事に終了し、アルコールも入り上機嫌になった僕はいよいよ車中で寝ることにしました。
この日の外気温は5℃。なかなか寒いです。
▲寒波のせいもありだいぶ冷え込んだ。
右の温度計は外と車内の温度比較のために追加購入したが開封時に落として殉職。ひとまず目安程度に。
ユニクロの精鋭たちを着込み、コールマンの布団に潜り込みます。
▲コストコ様様。これで5000円くらい。
気まぐれパンダ
案の定すぐに寝たようで、次に目が覚めたのは新聞配達の来る音。
その後も段々と周囲が明るくなっていくのを感じながらも、眠り続けることができました。
しかし、事件は起こります。
7時半ごろでしょうか。隣に止めてある車に乗り込む女性。こちらをチラ見する。
すぐに布団をかぶる僕。恐らく、ですが彼女はこう思ったでしょう。
こいつここでなにしてんの??
そうなんです。日が昇ったが故に視界良好=冬目前の車内で布団にくるまって寝ている成人男子が丸見えなんです。
さすがにすぐに車から出るわけにはいかず、周辺の方々が出勤されてから車を出ました。
なかなかシュールな絵だったと思います。
▲寝転がってしまえば意外とスペースがある車内。ステーションワゴンでも車中泊いけますね。
ジーパンという摩擦力が高い素材に、柔らかい寝袋の相性が悪かった…。
寝袋の中の繊維が毛玉になって、ズボンにびっしりとくっついていた。
気まぐれパンダ
反省点と改善点
そんなわけで僕の初めての車中泊は終了しました。そこで感じたことを反省点としてあげ、今後の改善につなげていきたいと思います。
車中飯編
車内で調理を行うのはスペース的に難しい。
リアを開けて調理することを考えると、住宅街ではなくやはり釣り場や火器使用が認められている道の駅などで行うことが望ましい。
たか
車中の光源が乏しく、生活は難しい。
ガスランタンは持っていますが、車内で使用すると死の危険があるため使用できず。
やはり、車内を明るく過ごせる環境は大事です。
電池式で使えるLEDランタンがあると便利だと思います。
たか
ロッドホルダーが場所をとる。
釣り時の調理を想定するのであれば、車内に必要以上の物品があるとスペースを圧迫してしまうため選定が必要。ロッドホルダー、2ピースロッドなどは意外と場所を取った。
釣りメインの車としてのロッドホルダーを取り付けてみたが、実際は家でロッドを保管する事が常であんまり、使用頻度としては低かった。
旅、釣りをメインに考え、車中泊のスタイルを取り入れるなら、少しでも車内空間を広く過ごせるよう、パックロッドなど省スペースのものが望ましい。
気まぐれパンダ
メスティンの熱伝導率がめちゃくちゃ良い。良すぎる
少しの火力で全体に均等に熱が伝わっている。お米が美味しく炊けるのも納得。
肉が燃えてしまうほどの熱伝導率。
気まぐれパンダ
車中泊編
ユニクロ最強、最高
ユニクロの精鋭たちの活躍により無事に朝を迎えることができた。
安価であるが暖かく過ごす事ができたのはユニクロ様のおかげ。
これからもユニクロのセールの確認は怠らないことを肝に命じた。
ステーションワゴンで車中泊は余裕
私の愛車はアテンザ。
ステーションワゴンでは調理などで座ろうとするとスペースが少なく、調理はメニューを選びそうだ。
しかし、「寝る」ことに関しては全く問題はない。寝てしまえばさほど気にならない。1人であれば寝がえりも打てるだけのスペースはあり、今後の釣行時などに役立つ結果となった。
視線対策が今後必要
外からの視線については早急に対応が必要。恥ずかしいという面もあるが、車内が丸見えということは盗難のリスクも高まる。窓に貼る目隠しなどの導入を検討する。同時に保温や遮光効果も期待できる。
おわりに
いかがだったでしょうか。初めての車中泊を自分なりに考え、実践した結果です。改善を要する部分が多くみられましたが、それらをクリアできれば今後の釣行や旅行に大いに役立てる手段であることがわかりました。皆さんももし興味があればぜひチャレンジしてみてくださいね。
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