2馬力ボートへの思い

僕の2馬力ボートとの出会いは2019年の冬のことです。

Twitterでフォロワーさんがゴムボート釣りをしている投稿をみて、免許のいらない船があることを知りました

最初は「へー、免許要らないんだ。面白そう」くらいにしか思っていませんでしたが、1週間後に状況が変わりました。

「今週の土曜日一緒に行く人を募集しています」

当然全く面識のない人でしたが、そのツイートをみて何故かこれだ!と思って連絡をしました

そして、次の日の朝には富山湾に浮かんで釣りをしていました。

釣りをする=おかっぱりしか頭になかった僕には、自分でボートを出して釣りをするなんて想像しえないことでした。

乗せてもらったボートはゴムボートで、折りたたむと車のトランクに余裕で収まる大きさです。それを広げて空気を入れ、必要な部品を取り付けて出船準備を進めていく様をみて、とてもワクワクしました。

自分が船を作り上げる、自分が操縦する。何歳になってもそういったことは楽しく、胸躍ります。この時点で購入意思はほぼ固まっていました。

そして、実際に出船するとさらに気持ちが高ぶります。

とにかく水面が近い!

船が進むと波をすぐ下で感じ、水しぶきもダイレクトでかかる。

しかし、2馬力エンジンなので速度はそんなに速くなく、それらの刺激も心地いい。

たまに乗る釣船だとこんなことは感じられません。波を浴びたら痛いし、寒いしで中に入るか船尾で待機してしまいます。

2馬力はそんな普段なら避けたい状況であっても楽しませてくれる余裕と、雰囲気を作り出してくれる魔法の道具のように感じました。

そして、肝心の釣果もしっかりとありました。

コウイカ、タコ、サワラ、キジハタ、ショゴなど、魚種にも恵まれ最高でした。

ここで感じた2馬力のメリットは機動性が高いことです。

魚の反応があればそちらへ移動、ボートが流れてしまったら即修正、大きな船では入れないロープまわりなどにも入ることができ、小回りが効きます。

ボートを免許がなくても自分の意思で自在に操ることができるのは大きなメリットですね。

そして釣果と同じくらい感動したのが、雲がはれて見えてきた立山連峰。写真ではうまく伝わらないかもしれませんが、その絶景にただただ驚きました。

2馬力ボートは自然と触れ合うのには最高の環境を作り出してくれます。やっぱり自分でもこれを体験したいと強く思うようになり、購入を改めて決意しました。

そして翌月の2020年2月、またもフォロワーさんからの紹介でボートを売りに出しているという方を教えていただき、ご縁あって購入となりました。

リョービのボートエースというFRPボートです。

元オーナーさんは環境変化にともなって泣く泣く手放すとのことでした。その思いを受け継いで今後はこいつでいろんな海などに出て行きたいです。

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