通勤距離別おすすめバイク。選ぶポイントは5点!!

 

通勤の足、といわれるほどバイク=通勤ってイメージがあります。

 

僕は今まで10数年社会人歴がありますが、主に通勤で車を使ったのは1年だけです。残りの年数は自転車、もしくはバイクを利用しています。その間50㏄のスクーターから1500㏄の大型バイクまで色々なバイクに跨って、それぞれ距離の異なる場所への通勤をしました。

その経験からバイクで通勤することのメリット・デメリットと通勤距離に応じたおすすめのバイクを自分なりに紹介します。そろそろ新社会人になる方や、転勤や転居などで通勤方法が変わる方もいるでしょう。少しでも参考になればと思います。

 

結論から言えば前回ご紹介した原付二種がぶっちぎりでおすすめです。しかし、距離や通勤路によっては独壇場とは言えない場面も確かにありますので、それを踏まえて読んでいただけると幸いです。

なぜ通勤にバイクを使うのか

バイクで通勤をしたことのない方は、なぜ車という便利なものがあるのにバイクを使うのだろうと思うかもしれません。もちろんそのメリットは人それぞれだと思いますが、僕はそこで天秤にかけてバイクの方がいいなと思って通勤に使用していました。

 

通勤でもバイクに乗れる

これはバイク乗りにしかない感覚だと思いますが、仕事に行くときにまでバイクに乗れるのは最高です。バイクに乗ることに満足して、主であるはずの大型バイクに乗る頻度が落ちてしまうほど。友達にバイクを借りたり、代車に乗ったりとタイミングによって色々なバイクに乗ることができたのはとてもいい思い出です。

 

車の自動車保険を割安にできる

車の自動車保険を契約するときに使用用途という項目を選択するはずです。1番掛け金が高くなる項目をご存知でしょうか。それは「通勤・通学」です。理由は単純に乗る頻度が増えて事故のリスクが高くなるから。保険会社はリスクの高くなる車には掛け金を多くして、他の契約者との帳尻を合わせているんです。

 

バイクで通勤・通学を選択している場合、車は通勤・通学に使用しないので「日常・レジャー」という区分で契約が可能です。年額約10000円程の差が出るので、塵も積もれば山となる、です。もちろん雨の強い日や雪の日など物理的にバイク通勤が無理で車を使用したことは何度もあります。その場合でも契約の条件に引っかからなければ問題ありません。

 

ちなみに、保険会社の知人に確認したところ通勤・通学は契約以降1年を通じて週5日以上もしくは月に15日以上利用する場合に選択をしなくてはならないそうです。嘘の申告をしていた場合は契約違反となりますので、違約金の発生や事故時の対応をしてもらえない可能性があります。

 

ガソリン代が安い

使用している車によって燃費はもちろん違うと思いますが、今の車における実走行の平均的な燃費は1Lあたり15~20kmくらいではないでしょうか。バイクももちろん排気量や大きさによって燃費は異なりますが、僕の乗っている1500㏄の大型バイクで20~30km/Lくらいです。原付や原付二種であれば40~50km/Lは普通の世界なのでガソリン代の節約にバイクはうってつけです。単純に同じ量で倍走れるってすごいですよね。

 

通勤バイクはオートマ?マニュアル?

バイクには大きく分けてスクーターに代表されるオートマタイプと、ギアチェンジの必要なマニュアルタイプがあることをご存知でしょうか。僕はどちらも所有しており、両方を通勤に使用していたことがあります。

 

その経験から通勤・通学においては基本的にオートマをおススメします。

基本的に、とつけたのは通勤距離や経路によってそれに該当しない方もいるためです。

 

通勤において付き物なのは交通渋滞です。必ず混んでしまうポイントってありますよね。少しずつ進んで止まって、を繰り返す朝の渋滞はマニュアルバイクにとっては地獄です。半クラとアクセルを繰り返さないといけないので、握力が次第になくなっていきます。特に夏場はそれに加えて暑さが自身と、バイクを痛めつけてくるので辛いです。そういった環境の中では1つでも作業を簡略化できることが大切になります。

 

バイクなんだからすり抜ければ?と思った方もいると思いますが、僕はすり抜けはしない派です。どんなに急いでも5分くらいしか変わりませんし、それで事故を起こしたり、警察のお世話になるのも嫌ですからね。実際それで事故をした人を見たことがあるので、反面教師です。

 

通勤距離別おすすめバイク

さて、通勤にはオートマバイクだ!となったところで距離別に考えた僕なりのおススメバイク(排気量)を紹介していきます。今回それを決める上でポイントとして考えたのは次の5つの項目です。それぞれ通勤距離に対して重要なポイントには5点、以降4点、3点と表記していきます。なお、近年は排ガス規制の影響でキャブ車はほとんど見かけなくなってきました。特に記載がなければインジェクション車という体でお願いします。

 

①機動性…いかに小回りを利かせ、渋滞回避への対応や細道を走ることができるか

②燃費性…読んで字のごとく

③収納性…純正の積載力がどれくらいあるか。または積載力UPへの拡張性があるか。

④快適性…座面の広さやハンドルとの距離感、シートなど疲労へ直結する部分がどうか

⑤嗜好性…趣味の領域を反映させるか否か

 

通勤距離1㎞未満

①機動性…5点

②燃費性…5点

③収納性…3点

④快適性…1点

⑤嗜好性…1点

 

おすすめのバイク…50㏄原付

通勤距離が1km未満と短い人の場合、地元故に抜け道や渋滞ポイントは熟知しているはず。万が一渋滞していても抜け道にスムーズに入り込む小ささと、移動距離の短さから悪くなりがちな燃費を排気量の少なさでカバーできる原付がおすすめ!

収納性はメットが1つ入れば十分。不足分はリュックなどで補えばOK。近距離なので通勤の足と割り切って中古の原付を安価に買うのも手です。

短い距離を通勤する方に僕がおすすめするバイクはホンダ:Dioです!

理由としては通勤の足として割り切って購入するのであれば、やはり安い原付という考えになりますよね。

Dioはロングセラーの原付で、かなりの生産台数があります。故に中古市場にも車両が多く、価格が安くなりがち。

もちろん古いものは整備の必要性があるなど、結果の出費につながるリスクもあるので注意が必要です。

メジャーな車両だけあってパーツや整備部品は豊富です。中古で揃えて自分で整備、というのも楽しいかもしれません。

また、エンジン型式として2ストロークエンジン(2スト)と4ストロークエンジン(4スト)があります。

購入する場合はよほどこだわりがなければ4ストのエンジンが搭載されているものを選んでください。

1番の理由は燃費。4ストは2ストと比べれば燃費が良く、経験則ではトラブルも少ないです。2ストの場合はガソリンの燃焼時にオイルを混ぜるため、オイルがどんどん消費されていきます。そのため定期的にオイルを継ぎ足さなければいけませんが、4ストはそのようなことはないため、基本的には3か月~半年の交換頻度で大丈夫です。足として使うにはこれくらいラフに使っても大丈夫なバイクの方が安心です。

以後のバイクも基本的に4ストを紹介しているという前提でお考え下さい。

 

通勤距離1~5km

①機動性…5点

②燃費性…5点

③収納性…3点

④快適性…2点

⑤嗜好性…1点

 

おすすめのバイク…50㏄原付or原付二種

通勤距離が1~5kmの人の場合は、1㎞未満の人と同じく近距離の移動がメインとなりますので基本的には50㏄原付で充分ではないかと思います。しかし走るルートによっては国道を経由したり、流れの速い幹線道路などを走る場合もあると思います。経験上そういった場所は原付では心もとない部分があるのは確かです。

また、少し距離が伸びてくると姿勢が窮屈になりがちな原付だと体に負荷がかかってきます。腰が痛くなり、サスが弱いので底付するなどして体へのダメージが蓄積します。そういった面で原付では不満が出る場合に二種を検討してみてはどうかと思います。

 

ここでおすすめする原付は先ほど紹介したDioです。原付の中では認知度No.1、ここは揺るぎません。

 

しかし原付二種は、となると事情が変わってきます。Dioにも110㏄や125㏄のモデルはありますが、そこまで認知度が高くありません。

原付二種の王者はアドレスV125です。現在は絶版車で後継のアドレス125と間違えないようにしてください。

アドレスV125の派生でV125Sという車種もありますがV125より少し割高です。

 

アドレスの魅力は何といっても原付二種とは思えないコンパクトなボディ。今まで原付に慣れてた人でも違和感なく乗れることは大きなメリットです。大きさが小さい=積載能力が原付と変わらないということでメットインにはメット1つしか入りません。しかし、125になることでリアキャリアが強固なものになり、必要に応じてツーリングネットの使用やボックスを付けることが可能になるなど拡張性がある点も魅力の一つです。

アドレスV125の販売期間は10年強あったため、中古市場には様々な車体が出ています。

10年落ちの車体でも5年落ちの車体と5,6万しか値段が変わらないなど値崩れしていないことも特徴なので、程度のいい高年式のものを狙った方が結果的に満足いくものになると思います。

 

通勤距離5km~10㎞

①機動性…4点

②燃費性…4点

③収納性…5点

④快適性…5点

⑤嗜好性…2点

 

おすすめのバイク…原付二種orビックスクーター

この通勤距離が一般的には多いのではないでしょうか。隣の市に働きに行けばこれくらいの距離にはなると思いますし、ベッドタウンから都市部へ行く方も該当してくると思います。これくらいのある程度長い距離になると機動性や燃費性の優先度は下がると個人的には考えています。長い距離を走ればそれだけ燃費は伸びますし(ストップ&ゴーが極端に多い、渋滞だらけの場合を除いて)突然抜け道を使って時間短縮、という場面も少なくなってきます。僕もこれくらいの距離を通ったことがありますが、よほどのことがない限りルートは固定でした。

また、ここから優位に立ってくるのは収納性と快適性です。長時間リュックなどを背負った状態での運転はきついです。荷物がずれるごとに体制を整えないといけませんし、バイクを運転するうえで荷重バランスが崩れるのは走行性能としてもまずいです。

また、スクータータイプのシートは長時間乗っているとお尻が痛くなるなど、快適とは言えない乗り心地なのは確かです。

もちろん先ほど紹介したアドレス125でもこの距離を通勤することは可能です。僕もアドレスで通勤していましたが、決して無理な距離ではありません。ただ実体験からスクータータイプで辛い部分もあったな…という思いからのご提案です。

おすすめの車種はヤマハ:マジェスティ125です。通称コマジェ。

ヤマハのビックスクーター代表格、マジェスティの弟分です。その特徴は原付二種とは思えない車体の大きさ。スクータータイプとは比較になりません。値段も台数が多いためスクータータイプの二種と比較しても同等かそれ以下の値段。

収納はメット1つ+手荷物程度なら余裕で入りますし、リアボックスなど容易に増設可能。シートもお尻を包み込むようなフォルムで疲労を軽減してくれます。足つきを気にする方もいますが、見た目ほどシートが高くないので足つきもいいです。

ビックスクーターは毛嫌いされる傾向がありますが、通勤ではとても理にかなった乗り物だと思います。

 

通勤距離10~20km以上

①機動性…4点

②燃費性…4点

③収納性…5点

④快適性…5点

⑤嗜好性…3点

 長い距離を走るという点では先ほど紹介したビックスクータータイプの原付二種でも必要十分かと思います。原付二種なので維持費も安く、車の保険で特約として保険も掛けられる、燃費も30~40km/L程度と文句なし。

しかし、長い距離を通勤する方は必然的に自動車専用道路を使用していたり、中には高速道路で通勤している方もいると思います。

125㏄ではそれらの道路を走行することはできません。

かといって250㏄や400㏄のバイクは購入時の値段がグッと上がってしまうため、なかなか手が出せません。

さらに個人的な見解を入れると、この距離を通勤する場合半分ツーリングのような気分になってきます。

ただの足と割り切って運転するには長い距離なので、自分が気に入ったバイクや乗っていて楽しいバイクで通勤するのも手ではないでしょうか。

今回はオートマ車という前提があるので、オートマで125㏄以上、見た目がかっこよかった、いい機能がある、というところをポイントにしておすすめを考えてみました。

この距離でおすすめするバイクはホンダ:PCX150です。

PCX150はPCX125の兄貴分です。たった25㏄違うだけですが高速道路に乗ることができます。また、値段も250㏄バイクと比べて10~15万ほど安く、ちょうど中間的な存在です。そのクラスの中では個人的に1番かっこいいと思いますし、ホンダ車独自の機能としてスマートキーを搭載しています。車では当たり前のように導入されているアレですね。

僕はPCXを所有していませんが、車でその恩恵は十分わかっていますし、急いでいるときに鍵がささらないもどかしさが解消されるのはとても嬉しいことです。寒い日の通勤だと手がかじかんでいてうまくささらず、結局手袋を外すということはよくあります。それがなくなるだけでもかなり快適性が増しますよね。

おわりに

今回は通勤距離別のおすすめバイクを紹介しました。それぞれ自身の経験を想起してお伝えしましたがいかがだったでしょうか。通勤に求めるバイク性能は人それぞれかと思いますが、大きく的は外していないと思いますので参考にしていただければ幸いです。また、記載した車種には必ずと言っていいほど他社に同排気量帯のライバル車が存在するので、そちらも興味があれば調べていただくと選択の幅が広がるかと思います。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください