バイクでキャンプ。原付二種のススメ。

こんばんは、きまぐれパンダです。

皆さんはデイキャンプってご存知ですか?一言でいえば日帰りキャンプのことです。

テントもいらず気楽ですし、別に料理などを作らなくとも自然の中に身を置くことは何かしらのリフレッシュになるはずです。

ただ、普通に車で行ってもなーと考えていたところ、自分の趣味であるバイクと結びついてしまいました。

今日はバイクで行くデイキャンプのご提案です。

目次1.そもそもデイキャンプってなに?

2.なんでバイクという選択肢に?

3.いやいや、バイクって免許いるじゃん。

4.日本人の自動車免許保有率

5.乗りたくなってきた?そんなあなたにバイクの探し方をご紹介

6.おわりに

1.そもそもデイキャンプってなに?

デイキャンプという単語を初めて聞いた人もいるのではないかと思います。通常のキャンプはキャンプ場などを予約して、テントやバンガローなどで宿泊、翌日の朝チェックアウトをするというスタイルです。デイキャンプはその宿泊を省いたもの、つまり日帰りキャンプという言葉がしっくりきます。

キャンプ場によってまちまちですが、朝からチェックイン可能で日没前にチェックアウトというものが一般的です。場所によって朝のチェックインに追加料金がかかる場合やチェックアウトの時間が早い場合もあるので事前に確認してくださいね。

そして、必ずしもキャンプ場でなければならないというルールもありません。近所の河原でもいいですし、いつも釣りに行っている堤防でもいいわけです。ご自身で場所を決め、そしてここをキャンプ地とする!!と叫んでください(笑)

さらに、バーベキューコンロやテーブルがなければキャンプと呼べないわけではありません。小さなイスと小さな机。そこでコーヒーを飲みながらぼーっとする。それだけでも自然を感じ、日々の喧騒を忘れ、リフレッシュできること間違いなしですよ。

2.なんでバイクという選択肢に?

根本的に積載能力がないバイクをなぜ敢えて選ぶのか?確かに合理的ではありませんよね。車なら好きな道具を詰め込んで、必要そうなものを選択して使う。帰りは疲れてしまえば多少雑にたたんでも持ち帰れてしまう。ど正論です(笑)

しかし、自然という非日常の中に行くときに僕は考えました。キャンプや屋外でのイベントは、非日常を楽しみにいくわけでありいつもと同じことをしていては完全に楽しんだ!とは言えないのではないか。持ち物が限られた中で、選抜メンバーを考え、試行錯誤する。

「こんなときあいつがいたら」

「今度はあいつを持って来よう」

いい意味で、そういう無駄なことが大好きな生き物なんです、男子は。無意味に色々やりたいんですよね。頭は中2の自然教室で止まっていますので。

もちろん、一般的な理由もありますよ。バイクは風を感じる、なんてよく言いますが季節の変わり目を本当に風で感じます。      車の窓を開けた時とはまた違う、体全体で感じる風。走っていくと少しだけ変わっていく匂い。

あ、この家今日は焼肉だな。とかね。

そんな体験、ちょっとしてみたくありませんか?

3.いやいや、バイクって免許いるじゃん。

そうなんですよ。バイクって

①「普通自動二輪免許(小型限定)」

②「普通自動二輪免許」

③「大型自動二輪免許」

の免許取得が必要なんです。よくオジサマ方から「中免」って言葉を聞くこともあると思いますが、昔は自動二輪免許中型限定という免許があったため、その名残です。略して中免、今の普通自動二輪免許にあたります。                         余談ですが、中型限定を解除して限定なしという免許にすることを「限定解除」といい、中免のオジサマ達の憧れの的です。

運転できる範囲は①124㏄まで②399㏄まで③無制限と決められています。                            自分の乗りたいバイクに合わせて免許取得をするのが理想ですが…それなりにお金がかかってしまいます。

各免許センターでぶっつけ本番の当日試験を受ける通称一発試験(5000円くらい)という手もありますが、なかなか受からないと聞きます。だって、検査官警察ですしね。僕はちなみに大型自動二輪免許を取得しているので法律上はどんなバイクでも乗ることができます。

でも、普通自動車免許をもっていれば乗れるバイク、ご存知ですよね??

そう、原付(原動機付自転車)です。

車の免許を持っていれば、原付には乗れるんです。

「なんだよ、原付かよ」という声が聞こえてきそうですが、侮るなかれ。原付にはスクーター以外にも色々と種類があるんですよ。それは後の項目でお伝えします。

ちなみに、爺・婆世代は車の免許=大型自動二輪付帯だったので羨ましい限り…ずるい。じいちゃんたちの免許証を見る機会があったらぜひ確認してみてください。

4.日本人の自動車免許保有率

なんだよ、原付の紹介じゃないのかよといわれてしまいそうですが少しだけ数字の話を。

今現在、日本人がどれくらい運転免許を保持しているのか気になったので調べてみました。

平成27年の資料ですが警察庁によると日本全体で8215万人、人口の74.8%が運転免許と名のつくものを持っているそうです。

全体 男性人数 女性人数 男性比率 女性比率
平成27年 82,150,000人 45,344,000人 36,806,000人 55.2% 44.8%

同じ表を年齢別でみていくと(16.17歳は除外)

年齢
18-29歳 6,162,535 5,279,045
30-49歳 16,827,025 15,442,067
50-69歳 15,688,041 13,164,476
70-85歳以上 6,593,212 2,897,886
合計 39,108,278 31,504,429
二輪免許保有数 150,000 48,000
二輪免許保有率 3.8% 2%

単純な計算なので、正確ではないかもしれせんが男性でいえば約3.8%の人しか二輪の免許を持っていないことがわかりました。

逆を言えば約96%の人は免許を新たに取らなくても原付に乗れる、ということです。

もちろん、高齢で運転が難しい方もいますし理論値だとは思いますが、それだけの人が非日常に飛び出せるチャンスがあるということです。

5.乗りたくなってきた?そんなあなたにバイクの探し方をご紹介

いかがでしょうか。乗ろうとは思わなくても、乗れるんだなーという気持ちにはなっていただけたでしょうか?            やっとバイクの話です。お待たせしました。

原付と一口で言っても様々な種類があります。スクーターなどに代表されるギア変速のいらないオートマチックタイプ。カブなどに代表される自身でギア変速を行うミッションタイプ。

今回は手軽に乗れるという観点から、スクータータイプに絞ってご紹介していきます。

初めにお伝えしておきますが、スクーターといえど新車は高いです。安いものでも15万、高いものだと30万を超えます。

そこで狙うのは必然的に中古車、ということになってきます。

既にほしい車種が決まっている方は、その名前を検索して探していただければ大丈夫かと思います。

しかし、多くの方は「とりあえず乗れてある程度安いやつ」が条件になってくるのではないでしょうか。

そんな時は中古バイクサイト(GooBikeやバイク王、バイクブロスなど)を開き、スクーターのカテゴリで50㏄以下の欄を選択してください。

ずらーっと色んなバイクが並び、どれがいいのか全く分からなくなると思います。

その中である項目に注目してください。

それはバイクの情報掲載数、つまり出品数です。

例えば、スズキの原付を探すとします。左が車種名で括弧の中が出品数です。

zz(113)アドレス(739)レッツ(1004)チョイノリ(58)

いかがでしょうか。アドレスやレッツの出品数が異常に多いのがお分かりいただけると思います。

車種の歴史が長い分比例して多くなるという点もありますが、メジャー車種故に生産数が多く、市場に出回っている数が多いということになります。出品側もよほど付加価値のある車両でなければ明らかな高値はつけませんので売れそうなラインで似たような値段を付けます。あとは自分の好きな色であったり、予算であったりこだわる部分と相談しながら選んでいけばOKです。

1万円という価格のものもありますが、前輪がなかったりしますので注意してくださいね(笑)

各メーカー有名なスクーター名を記載しておきます。

ホンダ:Dio、トゥデイ、ズーマー

ヤマハ:JOG、ビーノ

スズキ:アドレス、レッツ

終わりに

いかがだったでしょうか。最初はデイキャンプの話だったのに、いつの間にかバイクの話になってしまいましたね。バイクは免許を取らないといけないもの、敷居が高いものと感じていた方もいるかもしれません。しかし、今回の記事で少しでも魅力を感じていただけたのであれば嬉しいです。ぜひ体で風を感じてみてください。

関連する商品正式名(アドレス、レッツ、JOG、ビーノ、Dio、トゥデイ、ズーマー)

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